5月 バードウィーク市民探鳥会
実施日 5月16日(日)
集合 7:30健康の杜駐車場
解散 10:00健康の杜駐車場
天気 晴れ
担当者 依田正直
参加人数 23名


 甲府市片山の健康の杜は、秩父多摩甲斐国定公園の一角にあり、山梨県鳥獣保護区に指定されている。本会では山梨県の委託によりこの場所で野生鳥獣生息環境整備及び指定効果測定調査を実施していることから、山梨県の指定探鳥地に推挙している。このために、著名な野鳥ガイド誌「BIRDER」(文一総合出版)が「日本の探鳥地」で全国にも紹介している。
 本会がここで市民探鳥会を実施したのは、バードウィークに市民に近場で野鳥を楽しんでもらう中で、これまで探鳥会に参加できなかった車椅子利用者にも参加を呼びかけ、より多くの人に愛鳥思想を広げていきたいと願ったからである。
 車椅子が通行できるようにと造られた道を西の平の野鳥園まで往復し、24種を確認したが、サンショウクイのここでの出現は初めてで、まずまずの成果だった。<依>

観察記録
トビ ノスリ オオタカ コジュケイ
アオバト キジバト アオゲラ コゲラ
ツバメ サンショウクイ ヒヨドリ ウグイス
オオルリ キビタキ ヤマガラ シジュウカラ
エナガ メジロ ホオジロ カワラヒワ
イカル ハシボソガラス ハシブトガラス ガビチョウ
24種
6月 富士北麓梨ヶ原探鳥会
実施日 6月20日(日)
集合 7:30甲府駅北口 7:45小瀬スポーツ公園正面駐車場
解散 15:20小瀬スポーツ公園正面駐車場
天気 曇り
担当者 笠井雅人
参加人数 18名


  連日の雨は探鳥会当日の未明まで降り続いていたが、全国でも南関東だけが午後から晴れるとの天気予報を受けて、ともかくも雨が止んだので決行。5台の車が到着した梨ヶ原は随所で草原の野鳥の声が響き渡っていた。
 早速コヨシキリ、次はホウアカ、やや離れてノビタキ。ふだんなかなかお目にかかれない「草原の鳥御三家」の声と姿をまずはたっぷりと楽しむ。珍しく地上近くで囀るヒバリ、数の多いカッコウ、ホトトギス。列を離れて依田会長が今や希少なアカモズを確認したとの報に一同羨望の溜息。そしてオオジシギ。ほとんど行き当たりばったりでディスプレイの現場にたどり着けて、時を忘れて珍鳥の「航空ショー」を堪能した。別名北富士演習場の休日は知られざる平和な野鳥の楽園だった。 <笠>

観察記録
オオジシギ トビ ノスリ キジバト
ホトトギス カッコウ ハリオアマツバメ アマツバメ
ヒバリ ヒヨドリ モズ アカモズ
コルリ ノビタキ アカハラ ウグイス
コヨシキリ オオルリ キビタキ ヒガラ
エナガ ホオジロ ホオアカ アオジ
コムクドリ ハシブトガラス
26種
7月 妙高高原探鳥会
実施日 7月17日(土)〜18日(日)
集合 7:30甲府駅北口他
解散 16:15諏訪湖S.A
天気 晴れ
担当者 藤原正貴
参加人数 11名


 車での参加者があと1名いたなら参加希望者全員で妙高高原でのバーディングが出来たのですが。お断りした3名の方、済みません。次の機会を。と言うわけで車3台で11名の妙高行きとなりました。宿泊先「山荘とうせん」の女将さんとの事前の打ち合わせの時、17日(土)は雨だが18日(日)は晴れとのこと。未だ梅雨明け前なので降られて当たり前と半ば開き直るも、幹事としてやはり気になるのは天気のこと。幸い2日間とも天気に恵まれた。
 17日は妙高高原ビジターセンターの見学、いもり池周辺及び白樺自然遊歩道と中部北陸自然歩道での探鳥、18日は笹ヶ峰へ足を伸ばし、県民の森入り口から2時間半ほど自然観察路で探鳥し、予定通りまた予算以内の結果で無事終了できた。<貴>

観察記録
カルガモ トビ ハヤブサ キジ
キジバト ホトトギス ツツドリ アカゲラ
コゲラ ツバメ イワツバメ キセキレイ
ヒヨドリ モズ ミソサザイ ノビタキ
クロツグミ ウグイス メボソムシクイ オオヨシキリ
キビタキ コサメビタキ コガラ ヒガラ
ヤマガラ シジュウカラ エナガ ゴジュウカラ
メジロ ホオジロ アオジ クロジ
カワラヒワ ウソ イカル スズメ
カケス ハジボソガラス ハシブトガラス ガビチョウ
40種






8月 大和町湯ノ沢峠探鳥会
実施日 8月22日(日)
集合 7:30甲府駅北口 7:45小瀬スポーツ公園正面駐車場
解散 15:30小瀬スポーツ公園正面駐車場
天気 晴れ
担当者 依田正直
参加人数 17名

 峠に着くと、駐車場はすでに県外車で満杯だった。草原に出る前は、頭上を覆う木々の緑が下界の猛暑を忘れさせる涼しさで全身を包む。一歩草原に足を踏み入れると、アキノキリンソウ、コウリンカなどの花々30種が咲き競い、平原一帯を花の絨毯で覆っている。山容を包むガスのため180度の眺望は諦めたが、上空を飛ぶクマタカやハチクマの雄姿に参加者の歓声がわき起こった。<依>
観察記録
クマタカ ハチクマ コマドリ ウグイス
メボソムシクイ コガラ ヤマガラ ホオジロ
ウソ カケス ガビチョウ 11種
<植物>
ヤナギラン タムラソウ キンポウゲ マツムシソウ
オヤマボクチ アキノキリンソウ セイタカトウヒレン ヤマノコギリ
シモツケ ハンゴンソウ ススキ オミナエシ
シシウド ヤマハハコ コウゾリナ ウスユキソウ
コウリンカ ソバナ ツリガネニンジン キンミズヒキ
アサマフウロ ヒヨドリバナ ヤマオダマキ ゴマナ
オトギリソウ コオニユリ ワレモコウ ヤマニガナ
ホタルブクロ トモエシオガマ マルバダケブキ コウモリソウ
32種

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