1月 富士川大橋周辺 カモ類と冬鳥の観察会
実施日 1月16日(日)
集合 9:00富士川大橋東詰駐車場
解散 11:40
天気 晴れ
担当者 井上かよ子
参加人数 28名


 今年、富士川大橋周辺は道路工事による環境変化か、気候変動か、一羽の水鳥も来ていませんでした。これはどうしたものかと思いなやんでいたところ、探鳥会数日前に、三郡橋下流に数羽のコハクチョウが飛来。探鳥会の日までいてくれることを祈りつつ当日を迎えました。
 三郡橋まで行くと、コハクチョウや数種類のカモとタシギ、イカルチドリなども出てくれ、ゆっくり観察。皆、橋の上から他にもいろいろ鳥を探しては喜び、その場からなかなか離れられませんでした。担当の私としては、ほっと胸をなでおろしたしだいです。

観察記録
カイツブリ カワウ コサギ ダイサギ
アオサギ オオバン コハクチョウ カルガモ
マガモ コガモ ヨシガモ ヒドリガモ
カワアイサ イカルチドリ タシギ トビ
ノスリ オオタカ チョウゲンボウ キジ
キジバト ドバト カワセミ ヒメアマツバメ
ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ モズ
ジョウビタキ トラツグミ ツグミ ホオジロ
カワラヒワ ベニマシコ シメ スズメ
ムクドリ ハシボソガラス
38種
2月 富士川河口探鳥会
実施日 2月20日(日)
集合 7:30甲府駅北口 7:45小瀬スポーツ公園正面駐車場
解散 18:00甲府
天気 晴れのち曇り
担当者 清水誠
参加人数 14名

 当日は、車で52号をひたすら2時間も走って富士川河口へ到着。参加者は14名。
 到着後、まずは左岸をチェックしましたが、隣接する河川敷のグランド等でスポーツを楽しむ人たちが多くて、「鳥なんてどこ?」状態でした。
 そこですぐさま右岸へ。下見ではお目当てのミサゴが飛んだりしてくれたのですが、今回はハヤブサが飛んできて、アッという間にさよなら〜。これは、なんとか観られてラッキーと言うべきでしょうか。また、カモ類やアイさ類がゆったりと観察でき、山梨では馴染みのないアオアシサギ等もいたので、参加者の皆さんから「来てよかったよ」と言ってもらえてホッとひと安心した鳥見行でした。<誠>
観察記録
カイツブリ カワウ ダイサギ アオサギ
オオバン カルガモ マガモ コガモ
ヒドリガモ ミコアイサ カワアイサ キンクロハジロ
イカルチドリ クサシギ イソシギ アオアシシギ
トビ ハヤブサ キジ ヒメアマツバメ
ヒバリ ハクセキレイ セグロセキレイ ヒヨドリ
モズ ジョウビタキ ツグミ ホオジロ
アオジ カワラヒワ スズメ ムクドリ
ハシボソガラス
33種
3月 ミステリーツアー探鳥会
実施日 3月13日(日)
集合 7:30甲府駅北口 7:45小瀬スポーツ公園正面駐車場
解散 15:30千代田湖
天気 快晴
担当者 小林美博
参加人数 16名


 やまなし野鳥の会の新機軸、これこそボ、僕でなければ考えもつかないし実行もしない「ミステリーツアー探鳥会」。当日まで行き先は「ひみつのアッコチャン」。さて何人僕の誘いに乗ってくれるかと思っていたら、ナ、なんと16名も!
 こうなったら、参加者の意気に感じて是非ともこの企画を成功させなくてはと張り切って、さて何処へ行こうか散々迷った末、イスカ、オオマシコ狙いで帯那牧場に決定。ところがこの日は、1週間前の雪で林道が凄いことに。皆に助けてもらって、何とか4WDと徒歩で現地へ着いたものの、3時間待っても赤い鳥は現れず、「こういう事もあるわよ」と皆に慰められ、担当者としては(いつものことながら)最悪の日曜日だった。とは云え、当日は雲ひとつないイイ天気で、南アルプスが綺麗に見えたし、のんびりできたし、帰りに秘密の場所でオオマシコは皆に見てもらえたし、まあ最悪と云うことでもなかったか。<美>
観察記録
オオバン* ヨシガモ* キジ キジバト
アカゲラ ウグイス コガラ ヒガラ
ヤマガラ シジュウカラ エナガ ゴジュウカラ
ホオジロ カシラダカ ミヤマホオジロ アトリ
オオマシコ ハシボソガラス ハシブトガラス**
*千代田湖 **帯那牧場 19種
4月 下部釜額周辺探鳥会
実施日 4月17日(日)
集合 7:30甲府駅北口 7:45小瀬スポーツ公園駐車場
解散 12:00釜額
天気 晴れ
担当者 大倉昌幸
参加人数 16名


 旧下部町釜額地区は、ひところはカレンダー民宿として賑わっていたが、時代は移り今はその面影はない。山間の渓流沿いに静かにたたずむ集落である。 鳥仲間の間では、アカショウビンが毎年訪れ繁殖している(らしい)ことでちょっとしたスポットになっている。しかし、今は4月。まだその時期には間がある。
 気温はやや低めだが天気はまずまずで、春の柔らかい日差しに包まれながら渓流に沿って歩いた。途中から、この地区に住む自然愛好家で野鳥にも詳しい赤池一博氏も顔を見せてくれた。野鳥の姿が少ないこともあり、季節の山菜を採ったり野の花を見たりしながらの探鳥となった。
 探鳥会も後半になったころ、新緑まぶしい里山の稜線をクマタカが2羽飛翔し、ゆっくり見る間もなく姿を消した。残念な気持ちと、また現れるかも知れない期待で待っていると、肉眼でもはっきり分かるほどの近くの山の稜線から姿を現した。あの翼が幅広く後縁が膨らんだ重量感あるシルエットだ。下面の白みが強く若い個体のようだった。
 集落地を歩いてもスズメ、ムクドリ、カラス類を一羽も見なかった。終わりごろ、ハシブトガラスがやっと一羽姿を見せた。

観察記録
クマタカ トビ キジバト コゲラ
キセキレイ ヒヨドリ ウグイス ヒガラ
シジュウカラ ヤマガラ メジロ ホオジロ
ハシブトガラス ガビチョウ
14種

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