1月 平等川と濁川でカモ類と冬鳥の観察会
実施日 1月19日(日)
集合 9:00甲府市リサイクルプラザ
解散 11:30甲府市リサイクルプラザ
天気 晴れ
担当者 井上かよ子
参加人数 38名

 富士川大橋周辺が工事のため濁川周辺に変更。当日は、朝から強い風が吹き歩くのも大変でしたが、間もなくオオタカ、チョウゲンボウが姿を見せ、ノスリは周りを転々と移動してくれるなどサービス満点でした。カモ類も、珍しい種はいませんでしたがマルガモ(マガモとカルガモの交雑種といわれている)をはじめ数種がゆっくり観察できました。

観察記録
ヨシガモ ヒドリガモ マガモ カルガモ
コガモ カワアイサ キジバト ドバト
カワウ アオサギ ダイサギ オオタカ
ノスリ カワセミ チョウゲンボウ モズ
ハシボソガラス ハシブトガラス ヒヨドリ ムクドリ
ツグミ スズメ ハクセキレイ セグロセキレイ
カワラヒワ ベニマシコ シメ ホオジロ
カシラダカ オオジュリン アオジ (マルガモ)
31種
2月 葛西臨海公園周辺探鳥会
実施日  大雪の影響で中止となりました。
集合
解散
天気
担当者
参加人数
観察記録
3月 甲府市内カワセミ一斉調査
実施日 3月16日(日)
集合  カワセミ一斉調査のため探鳥会はありませんでした。
解散
天気
担当者
参加人数

観察記録
4月 身延町句碑の里周辺探鳥会
予定日 4月20日(日)
集合 7:30甲府駅北口 7:45小瀬公園 8:30身延町役場
解散 12:00身延町役場
天気 曇り時々霧雨
担当者 大倉昌幸
参加人数 24名

 今回の探鳥会の印象をひと言でいえば「寒かった」でした。雨模様の空は何とか持ちこたえてくれましたが、「新緑と春の柔らかい日差しに包まれて、いち早くやってきた夏鳥たちと出会う」の目標達成率は50%。
 地元の丸山氏の案内で、探鳥ポイントを車で移動しながら句碑の里を目差しました。出現個体数は少なかったのですが、オオルリ雄は2度姿を見せてくれました。1度目は道路下の沢から突然目の前に飛び出してくるサプライズ。句碑の里では、あきらめず探鳥していた方々に句碑に止まるサービスをしてくれました。

観察記録
カワウ アオサギ ダイサギ コサギ
トビ サシバ カワセミ コゲラ
アカゲラ アオゲラ カケス ハシボソガラス
ハシブトガラス ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ
ツバメ ヒヨドリ ウグイス エナガ
センダイムシクイ メジロ ムクドリ オオルリ
カワラヒワ ウソ イカル ホオジロ
ノジコ クロジ ガビチョウ
31種
5月 甘利山周辺探鳥会
実施日 5月18日(日)
集合 7:45甲府駅北口 7:45県立美術館
解散 15:30甘利山つつじ苑
天気 快晴
担当者 遠藤博文
参加人数 30名

 太平洋高気圧が甘利山を中心に山梨全域を覆って、1745の山頂は爽やかな高原の趣きであった。北は八ヶ岳から奥秩父へ連なる甲信武の連峰と浅間山の眺望。目を南に転じると大菩薩大菩薩山系の山並みから御坂山塊を従えて富士山が圧倒的な存在感を示していた。
 甘利山倶楽部が整備した木道を行くと、ミヤコザサを刈り込んで丹精したレンゲツツジは花の季節に向けて蕾を蓄え、足元のタチツボスミレ、サクラスミレの紫やミツバツチグリの黄花が目を和ませてくれる。笹原を過ぎ林間に入ると風雪に倒れた木々、未だ融けきらない雪塊、木幹に熊剥ぎの爪痕が生々しい。遠く谷越しは”万緑叢中雪渓を望む”の景趣、渡る風は山塊の賜物、鳥の囀りは生命息吹の福音を奏で、千頭星山(2139m)の頂に至るとそこには初夏の清風が吹いていた。
観察記録
ジュウイチ ホトトギス ツツドリ アマツバメ
トビ ノシリ コゲラ アオゲラ
ハヤブサ カケス コガラ ヤマガラ
ヒガラ シジュウカラ ツバメ ウグイス
メジロ ルリビタキ カヤクグリ ホオジロ
ガビチョウ
21種

6月 戸隠高原探鳥会
実施日 6月14・15日(土・日)
集合 14日7:45美術館西駐車場
解散 15日16:30美術館西駐車場
天気 晴れ
担当者 笠井雅人
参加人数 18名

 梅雨も一休みで幸先良いスタートとなった今年の戸隠探鳥会。初日午後の森林植物園内は、エゾハルゼミの声が盛んで一同苦笑い。それでも随所で鳴禽類のコーラスが。戸隠の野鳥が黙っているわけがない。翌朝払暁の探鳥会では、鳴き競い、樹間を巡り、子育てに余念のない野鳥たちの声や姿を心ゆくまで堪能。木々と草花が醸し出す清涼な空気に包まれて、一流の歌い手たちと過ごす濃密な時間。ここは戸隠、まさにパワースポットだ。
観察記録
カルガモ カイツブリ キジバト ホトトギス
ツツドリ カッコウ アマツバメ ハチクマ
トビ ハイタカ ノスリ コゲラ
オオアカゲラ アカゲラ サンショウクイ モズ
カケス ハシブトガラス キクイタダキ コガラ
ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ イワツバメ
ヒヨドリ ウグイス エナガ センダイムシクイ
メジロ ゴジュウカラ キバシリ ミソサザイ
コムクドリ クロツグミ アカハラ コルリ
コサメビタキ キビタキ ニュウナイスズメ キセキレイ
カワラヒワ イカル ホオジロ ノジコ
アオジ クロジ
46種

7月 三ッ峠探鳥会
実施日 7月20日(日)
集合 7:45甲府駅北口 小瀬スポーツ公園
解散 13:30三ッ峠登山口駐車場
天気 曇りのち雨
担当者 藤原正貴
参加人数 10名

 事前の申し込みは15名だったが、ナッ、ナッ、ナント5名がキャンセル。新入会員2名を含め小学生からご年配の総勢10名での山登り?、いや探鳥会となった。
 旧御坂道を三ッ峠入口に向かう途中、大型観光バス3台とすれ違う。登山口駐車場が満杯のため西川林道へ駐車し登山と観察を開始。 登り始めると、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラが出現。コガラもいる。姿や鳴き声の違いを確かめながらゆっくり登る。
 沢沿いの苔むした岩近くの木陰になった横枝でミソサザイが囀っている。少し遠くではオオルリも・・・。林の中からのキビタキやアカハラの囀りを聞き、他山道沿いのシモツケ、クガイソウ、ヤマオダマキ、コオニユリ、アヤメなど山野草も観察しながら予定より早く頂上に全員無事到着。
 思ったほど登山者は多くない。あいにく辺り一面ガスがかかり、富士山を始め雄大なパノラマは次回のお楽しみとして昼食タイム。食べ終わったころ、ポツリ、ポツリと雨が降り出し、用視してきた雨具を着て下山を開始。
 下山後、登山口で鳥合わせを行い解散。有志6名は西湖野鳥公園に立ち寄り、施設を見学し休憩して一路帰甲となった。
観察記録
カケス ハシブトガラス コガラ ヤマガラ
ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ ウグイス
ミソサザイ アカハラ ルリビタキ キビタキ
オオルリ ガビチョウ
14種

8月 四尾連湖で夜の鳥を聞く会と巣箱点検
実施日 8月23日(土)・24日(日)
集合 23日16:00水明荘
解散 24日11:30水明荘
天気 雨〜曇り
担当者 小林美博
参加人数 15人

 すっかり8月に定着してしまった四尾連湖行き。野鳥はあまり見られないが、それぞれに四尾連湖を楽しんでいるようだ。
 Hファミリー(特にT君)は釣り目当て、その後O君もはまっていた。Iさん、Kさんは写真。Eさん、Nさん、小林はなんだかよくわからない。純粋に余暇?
 夜のバーベキューでは名シェフの窪田会長が所用で来られず、迷シェフのS君が焼きそばを作ってくれた。なかなかの出来で、一同大満足。おいしく頂いた。
 夜の観察会、早朝探鳥会は担当者が酩酊して参加できなかったが、まぁ〜みんなそれぞれに楽しんでくれたと思う。
 翌日は去年同様蛾ヶ岳登山を中止し、巣箱点検を実施。これも去年同様、東京のKさんが駆けつけてきてくれた。こんな調子で来年もやるんでしょうか?
観察記録
トビ キジバト コゲラ アカゲラ
カケス ハシボソガラス ハシブトガラス ヤマガラ
ヒガラ シzジュウカラ ツバメ イワツバメ
ヒヨドリ アカハラ キセキレイ ホオジロ
ガビチョウ
17種

9月 富士山奥庭探鳥会
実施日 9月21日(日)
集合 7:50甲府駅北口、小瀬スポーツ公園
解散 15:30
天気 晴れ
担当者 杉原廣
参加人数 25人

 数日前の天気予報では実施するのは難しいと心配していたのが嘘のような絶好の天気になり、奥庭山荘につくと既にカメラの砲列があった。ホシガラスやウソが入れ替わり立ち替わりやってきた。お中道付近から上部はガスに包まれて見えなくなってしまった。僅かに富士ヶ嶺地区が見えた。
 奥庭の散策コースでは、カラマツの上に冬羽タイプのノビタキ2羽がいた。標高約2200mで観察できたことに感嘆した人が多かった。奥庭山荘に戻ると、水場にウソの雌雄、キクイタダキやカラ類が次々と訪れ、そのたびに一斉にシャッター音が響いた。特にキクイタダキは頭頂部の黄色が鮮やかだったので、しばらく離れることができなかった。
 山荘の周りで昼食、岐路に寄った環境科学研究所観察小屋では、色鮮やかなキビタキの雄と地味な雌、オオルリの成鳥と雄の若鳥、カラ類が身近で観察できた。

観察記録
オオタカ コゲラ アカゲラ ホシガラス
ハシボソガラス ハシブトガラス キクイタダキ コガラ
ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ ヒヨドリ
メボソムシクイ メジロ ルリビタキ ノビタキ
エゾビタキ キビタキ オオルリ キセキレイ
ウソ
21種

10月 櫛形山探鳥会と巣箱架け
実施日 10月19日(日)
集合 7:30美術館駐車場
解散 15:00県民の森駐車場
天気 晴れ
担当者 依田正直
参加人数 14人

 例年9月から10月中旬にかけては夏鳥と冬鳥の人れ替わる時期で、観察できる野鳥種が最も少なくなるので、企画探鳥会の場所選びが難航するのだが、今回は巣箱架設と抱き合わせたことで意義ある行事となった。観て楽しむだけでなく、野鳥保護は本会の活動のキーワードでもあり、会員の士気を高める絶好のチャンスでもあるからだ。
 森林科学館周辺と鳩打林道にカラ類やキビタキの巣箱を掛け、ブッポウソウやアオバズク用の巣箱掛けではKさん、Nさんたちが高木の梢によじ登り、大型巣箱掛けの妙技を演じて会員の讃辞を受けたことで、会の雰囲気が一段と高まり盛り上がった。
 森林科学館で昼食後、科学館内を見学して午後は伊奈ヶ湖周辺を探鳥して回った。観察種が留鳥11種、漂鳥1種と少なかったのは時節がら止むを得ないことであったが、野鳥保護という本会の主要な目的に貫献できた探鳥会であった。

観察記録
キジバト カケス ハシボソガラス ハシブトガラス
コガラ ヤマガラ ヒガラ シジュウカラ
ヒヨドリ エナガ キセキレイ ガビチョウ
12種

11月 探鳥会
実施日  探鳥会の計画がありませんでした
集合
解散
天気
担当者
参加人数

観察記録

12月 豊科犀川(白鳥湖)・生坂ダム探鳥会
実施日 12月21日(日)
集合 7:45甲府駅北口 美術館
解散 17:30甲府駅北口 美術館
天気 晴れ
担当者 野澤久
参加人数 22人

 前日の降雪の予報に反し、諏訪湖畔には残雪も無く探鳥地は蒼天であった。中央高速須玉バス停で明野在住の方を拾い忘れ、後戻りするハプニングもあったが、マイクロバスでの探鳥は快適であった。今回の圧巻は白鳥湖での猛禽類4種の揃い踏みである。2羽のオオタカとノスリが高木で休息し、ミサゴは離れた樹木で魚を啄ばんでいた。また県内では余り見かけないハイイロチュウヒが河岸の葦原の上を上空から低空へと小鳥を追うように数回にわたり繰り返し飛翔していた。
観察記録
マガン コハクチョウ オカヨシガモ ヨシガモ
ヒドリガモ マガモ カルガモ ハシビロガモ
オナガガモ コガモ ホシハジロ キンクロハジロ
ミコアイサ カワアイサ カイツブリ キジバト
カワウ アオサギ ダイサギ オオバン
イカルチドリ ミサゴ トビ ハイイロチュウヒ
オオタカ ノスリ コゲラ アカゲラ
アオゲラ モズ ハシボソガラス シジュウカラ
ヒヨドリ ムクドリ ツグミ ルリビタキ
ジョウビタキ スズメ キセキレイ ハクセキレイ
セグロセキレイ カワラヒワ ベニマシコ ホオジロ
コジュケイ ドバト 46種

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